こんにちは。
東京・狛江の谷田部畳店です。
本日は年間で数えてもそう注文は多くない高級畳をご紹介します。
畳にランクなんてあるの?!
まず、「畳なんてどれも同じじゃないの?!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
畳もピンからキリまでランクがあります。
しかし、中国の格安畳でも国産の超高級畳でも、パッと見た感じでは、その違いを見分けるのは難しいです。
見た目では分かりづらいですが、説明を受け、実際に見て触ってみたら、その違いをお分かり頂けます。
弊社ではお打合せの際に畳表(たたみおもて)の見本を複数お持ちし、お客様に違いごご確認頂いた上で、どのランクの畳にするかお決め頂いております。
高級ランクの畳と一般ランクの畳の違い
では、高級ランクの畳と一般ランクの畳とでは具体的に何がどう違うのでしょうか。
以前アップしたブログに詳しく書いてありますので、ぜひこちらをご覧ください。
表替え1枚20,000円の高級畳
先日ご注文のあった表替え1枚20,000円の高級畳を納品してきましたので、そちらの写真を掲載致します。
安いランクの畳だと端の方はイグサが少し黄色、赤、白っぽくなっている部分もあります。
安ければ安いほどそれが顕著となります。
しかし、これぐらいの高級ランクとなると、
イグサ生産量国内シェア90%を誇る熊本・八代産のイグサの中でも特に上質なもので作られているため、色ムラが全くなく、鮮やかな緑色が畳一面にビシッと広がっています。
日々、畳に接している畳店の者が見ても、惚れ惚れします。
また、その上質なイグサの量もふんだんに使うため、密度が濃くギュッと分厚くなり丈夫です。
そのため、痛みづらく長持ちします。
どうせなら少し良いものを!!
表替え1枚20,000円というのは大袈裟にしても、12,000円〜15,000円程度のものぐらいですと、かなり良いランクになります。
ランクの高い畳だと敷いた時にお部屋に品格が出て、凛とした雰囲気が漂うのが不思議です。
これが安い中国産や国産の安いランクのものだとそうはいきません。イグサの量も少なく織り目が詰まっていなく、端の方は緑ではなく、黄色、赤、白っぽい色も多少混ざり、上品な感じはしなくなります。
ランクの高い畳は、見た目もさることながら、痛みづらいので長持ちし、長い目で見れば安上がりになります。
ですので、せっかく畳替えをしたり、畳を新しく作るのであれば、国産の少し良いものを選ばれることをおすすめします。
見本を見て触って比べてください。
畳替えや畳の新調をご検討の方はぜひ一度、数種類の畳表を実際に見て触ってください。
見本をお持ち致します。
また、最近はイグサではなく、和紙素材や化学素材の畳も出てきています。
緑色だけでなく、茶、赤、黒、青などたくさんのカラーバリエーションもあります。
ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
あなた様からのご連絡をお待ちしております。
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