こんにちは。東京・狛江の谷田部畳店です。
今日は前回に引き続き、畳製仏具の礼盤完成&納品について書かせて頂きます。
今回のお客様であるご寺院様からは、礼盤(上の写真の右側)と香炉(上の写真の左側)の下に敷く薄縁をご注文頂きました。
本堂の畳の縁と同じである「小紋」という種類の縁を使っての礼盤と薄縁の製作のご依頼でした。
(ちなみに本堂の畳張替えは弊社の施工ではありません。)
この小紋を使った礼盤はあまり見かけることがなく、結構レアものです。
上の写真の通り、こちらの礼盤も四つ角で紋の模様を合わせて縁を縫い付けてあります。
ちなみに前回のブログでご紹介した礼盤と同じように、
こちらの礼盤もオモテ面だけでなく、ウラ面も同じように紋を合わせていますので、
両面お使い頂けるようになっております。
完全オーダーメイドの受注製作品ですので、お値段も安くありませんが、
両面使えるとなると、かなり長く使えますので、
あまり良い材料を使っていない安価な既製品より、
むしろコストパフォーマンスは良いのかなと思います。
続きまして、香炉の下に敷く薄縁です。
こちらも礼盤同様に四つ角で縁の柄を合わせて縫い付けてあります。
立派な御本尊様などと一緒に...
ありがたいご縁を頂けましたことに感謝申し上げます。
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