こんにちは。
東京・狛江の谷田部畳店です。
「和室に敷いてある畳がずいぶんと古くなったけど、
これを機に畳はやめてフローリングにするかな...」
最近はこういう風に考えて、和室をフローリングにするという方も増えて参りました。
畳店としては寂しい限りですが、世の中の流行りや、それぞれのお宅の事情などがあるので、
いた仕方ない部分もあります。
フローリング工事っていくらするの?!
ところで和室からフローリングの床にするのに工事費用はいくらぐらいかかるかご存知でしょうか。
実はちょうど先日、フローリングにするか和室のまま畳替えするか迷われているお客様がいらっしゃいました。
畳店としては畳替えをして頂きたい気持ちは山々ですが、
もちろんお客様がお決めになることですので、
比較して検討して頂けたらと思い、フローリング工事も行っている弊社のグループ会社である内装工事店から参考見積りを出してもらいました。
6畳の部屋を和室からフローリングにする概算費用は...
6畳の和室をフローリングにする場合、ざっと下記の費用がかかります。
●和室→フローリング工事概算費用
・フローリング床材料 : 14,000×3セット = 42,000円
・フローリング貼り込み作業費一式 : 60,000円
・フローリング下基礎工事材料(ベニヤ、根太) 一式 : 45,000円
・諸経費(養生費、工事箇所軽清掃など) : 30,000円
・古畳処分費 : 3,000×6枚 = 18,000円
上記合計 : 195,000円
税込合計 : 214,500円
上の見積りはあくまで概算です。
フローリング床材料のグレード、部屋に巾木を付けるかどうかや、部屋の状況によっては追加の材料・工事などが必要になってくることもあります。
ですので、上記の金額は最低料金とお考え頂いた方が良いでしょう。
じゃあ、畳替えはいくらするの?!
「フローリングに変えるのって結構お金かかるんだね...」
そう思われたあなた。
では、畳替えはいくらぐらいするのでしょうか??
●6畳の畳替え料金
・畳床新調 : 7,000×6枚 = 42,000円
・畳表替え(国産い草) : 10,000×6枚 = 60,000円
・古畳処分料 : 2,000×6枚 = 12,000円
上記合計 : 114,000円
税込合計 : 125,400円
上記金額は、畳床(たたみどこ)も古くなって、新調するという例にしています。
畳床はまだ古くなくて、表替えだけすれば良いという場合は、
・畳床新調 : 7,000×6枚 = 42,000円
・古畳処分料 : 2,000×6枚 = 12,000円
こちらの料金は不要となり、
単純に、畳表替え(国産い草) : 10,000×6枚 = 60,000円(税込66,000円)ということになります。
フローリング工事と比較してどうでしょうか。
畳替えは以外にそこまで高くないと思われたのではないでしょうか。
フローリングか畳替えか... どうされるかはお客様次第ですが...
何度も言うようですが、畳店としては畳をオススメしたいのが正直なところです。
やはり新しい畳にすると、い草の香りが部屋中に広がって、
草原の中にいるような爽やかで贅沢な気持ちになります。
また、畳はその上を寝転がれるので、最高に気持ちいいです。
フローリングに変えるか、畳替えにするかどちらにせよ、
今、どちらにするか迷われているあなたにとって、
今回のブログが少しでも役に立って頂けましたら幸いです。
快適で幸せな「おうち生活」をお楽しみください!!
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